高圧ガスが漏れて事故が発生した時を想定した訓練が行われ、参加した人たちが万が一のさいの対処方法を確かめていました。

青森県高圧ガス地域防災協議会が8日、青森市で行った訓練にはLPガスを取り扱う事業者や警察、消防などが参加しました。
訓練は、交通事故でタンクローリーからガスが漏れたという想定で行なわれました。消防隊員は溜まっているガスを拡散するために放水したあとドライバーを救助するなどガス漏れ事故特有の対応を確かめていました。
また、青森県内では近年、使い終わったカセットボンベに残ったガスを抜かないまま廃棄して爆発事故が起きているため再現実験も行われました。
参加した人は、ガスが関係する事故は大規模な災害につながりやすいため、真剣な表情で対処方法をあらためて、学んでいました。