琉球エアーコミューターは機体の整備記録を作成しなかったなど不適切な行為があったとして、国土交通省から20日、厳重注意を受けました。
琉球エアーコミューターによりますと、去年11月23日、出発前の整備作業で安全装置を解除し忘れたことが原因で離陸後に機体の前脚が格納できず、那覇空港へ引き返すトラブルがありました。その際、必要な整備記録が作られていなかったことが発覚しました。

その後、航空局による立入検査などによって、過去の整備作業でも整備記録が作られていないケースが多数判明したということです。
このほかにも、マニュアルを参照せずに整備作業を実施していたということです。

球エアーコミューターは「離島航空輸送への不安と不信感を与えてしまったことを深くお詫びします」とコメントし、来月11日までに国土交通省に対して再発防止策を提出するとしています。