イランの核開発計画をめぐって、ドイツ、フランス、イギリスの外相がイランのアラグチ外相と20日にスイスで協議することがわかりました。

ドイツの外交筋によりますと、ドイツ、フランス、イギリスの外相が20日にスイスのジュネーブで、イランのアラグチ外相と核問題について協議を行うということです。

協議は、イランの核施設への攻撃を検討しているアメリカ政府とも調整し、実施されることになったとしています。

16日に行われたドイツ、フランス、イギリス、EUの外相とイラン外相との電話協議では、核開発計画について「イランが主張する民間利用のためとしては度を超えている」と懸念を示していて、交渉による解決について話し合われるものとみられます。

スイスでの協議が実施されれば、イスラエルによるイランへの攻撃が始まって以降、初の対面での外交交渉になります。