中国軍の戦闘機が海上自衛隊の航空機に「異常接近」したことについて、吉田統合幕僚長は「危機感が高まっている」との認識を示しました。
吉田統合幕僚長
「ミスによって接近をされたという認識は持っておりません。(『異常接近』などの)行動を故意にとっていると受け止めています」
中国の動向をめぐっては、今月7日に中国海軍の空母2隻が初めて太平洋側の海域に進出したことに加え、空母「山東」から発進したJ15戦闘機が海自のP3C哨戒機のわずか45メートルほどの距離に接近しました。
8日にはおよそ80分にわたって追従するなど、太平洋周辺の海域や上空での活動を活発化させています。
一連の中国側の行為について、自衛隊トップの吉田統幕長は「(中国に対する)危機感が高まっている」と述べたうえで、「力による一方的な現状変更の試みを抑止するという意思と能力を示していく」としています。
注目の記事
【独自】八丈島・土石流被害の教職員住宅は「土砂災害特別警戒区域」指定も都は入居者に説明せず 2度の改修要求も工事は行われず「ちょっと間違えば死んでいた」 台風22号・23号

20歳の娘は同級生に強姦され、殺害された…「顔が紫色になって、そこで眠っていました」 女子高専生殺害事件 母親が語ったこと【前編】

「ChatGPTと結婚しました」AIからプロポーズされ結婚式を挙げた女性(32)「相談していたら親身になってくれた」一方で葛藤も…【岡山】

誘導された避難先で“土石流直撃”「指定の避難所と別の場所に誘導」台風被害の八丈島 約3週間後も断水続く

「タバコがクマ対策に使える?」「大声を出すことは有効?」クマによる人的被害を防ぐ基本のQ&A 正しく知って無駄な衝突をしないために

デマと誹謗中傷飛び交った宮城県知事選「悪行14選」拡散した男性は? 誤情報でかすんだ政策論争【報道特集】









