2023年にNATOに加盟したフィンランドの大統領がきょう、都内で講演を行い、混沌とした現在の世界には「グローバルサウスが必要だ」と語りました。
フィンランドのアレクサンデル・ストゥブ大統領は、世界の秩序を変えた転換点としてロシアによるウクライナ侵攻を挙げ、アメリカのトランプ大統領の存在がその変化を加速させていると指摘。世界の多極化がアメリカやロシア、それに中国といった、大国の主導で進むことに懸念を示しました。
フィンランド アレクサンデル・ストゥブ大統領
「西側が現在の多国間秩序を維持したいのであれば、力関係のバランスを変える必要があり、そのためにはグローバルサウスに主体性を与える必要があるのです」
ストゥブ大統領は新たな秩序を形成するための糸口の一つとして、グローバルサウスの存在感を強調。大国だけにとどまらず、各国による開かれた対話が世界の問題解決に必要だと述べました。
注目の記事
【独自】八丈島・土石流被害の教職員住宅は「土砂災害特別警戒区域」指定も都は入居者に説明せず 2度の改修要求も工事は行われず「ちょっと間違えば死んでいた」 台風22号・23号

20歳の娘は同級生に強姦され、殺害された…「顔が紫色になって、そこで眠っていました」 女子高専生殺害事件 母親が語ったこと【前編】

「ChatGPTと結婚しました」AIからプロポーズされ結婚式を挙げた女性(32)「相談していたら親身になってくれた」一方で葛藤も…【岡山】

誘導された避難先で“土石流直撃”「指定の避難所と別の場所に誘導」台風被害の八丈島 約3週間後も断水続く

「タバコがクマ対策に使える?」「大声を出すことは有効?」クマによる人的被害を防ぐ基本のQ&A 正しく知って無駄な衝突をしないために

デマと誹謗中傷飛び交った宮城県知事選「悪行14選」拡散した男性は? 誤情報でかすんだ政策論争【報道特集】









