防衛省は、AI=人工知能を搭載した装備品の研究・開発段階で安全性を確保するためのガイドラインを策定しました。

中谷元 防衛大臣
「AI活用に伴うリスク軽減をしながら、その恩恵を最大化できるような内容となっております」

防衛省がきょう公表したガイドラインは、AIを搭載した装備品が、AIの判断だけで攻撃対象を定めてしまうなどのリスクを防ぐことを目的としたものです。

ガイドラインでは、▼AIが装備品の攻撃能力にどの程度影響するか危険度の高さで分類するほか、▼法律や技術的な観点を踏まえてAIを搭載した装備品の研究・開発を認めるかを審査することにしています。

今後、研究を行う前や運用を始める前など、必要に応じて専門家の意見を踏まえるとしてます。