自衛隊トップの吉田統合幕僚長は、中国海軍が尖閣諸島周辺での軍事活動を繰り返していることについて、「間違いなく軍事活動が活発化している」として、警戒監視に万全を期す考えを示しました。
吉田圭秀 統合幕僚長
「間違いなく中国の海洋における軍事活動は活発化し、(活動)地域が拡大していると思っています」
中国海軍をめぐっては、先月25日から30日にかけて、空母「遼寧」やミサイル駆逐艦が尖閣諸島の周辺を航行し、海上で給油活動を行う様子などが確認されています。
また、艦艇では戦闘機やヘリコプターによる発着艦がおよそ260回繰り返されたということです。
こうした動向に対し、吉田統幕長はきょうの会見で、「(中国海軍は)空母の戦力化や様々な戦術行動を取れる状況と認識している」との見解を示し、引き続き警戒監視に万全を期すとしています。
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