四国4県の知事が出席して香川県高松市で会議が開かれたきょう(4日)、知事会議に続いて四国経済連合会をはじめ4県の経済団体との懇談会が開催されました。

テーマは「広域観光の推進にむけた連携について」。四国遍路を生かした取り組みや、空港や駅と観光地を結ぶ、いわゆる二次交通の整備など、さまざまな課題があがりました。

特に遍路に外国人の姿が増えているとして、キャッシュレス決済や多言語での情報発信が急務との認識で一致しました。

(池田豊人香川県知事)
「4県一緒になった共同の首都圏などでの観光キャンペーンを実践していこうという合意ができた」

(四国経済連合会 長井啓介会長)
「四国は(全国の)1%くらいしかインバウンドの人が来ていない。まだまだポテンシャルはあると思います。四国のブランドもしっかりあげるし、四国の中の経済を活性化することは非常に有効であろう」

また懇談会では、四国新幹線の早期実現にむけた署名が、これまでに約39万筆集まったことが報告されました。