今月8日からはじまる「危険物安全週間」を前に、東京消防庁はきょう(3日)首都直下地震による交通事故で大量のガソリンが流出した想定で訓練を行いました。

きょうの訓練は、首都直下地震によってタンクローリーと車両が衝突する交通事故が起き、大量のガソリンが流出した想定で行われました。

流出したガソリンに対して、消火剤が混ざった泡を放射する「泡放水」をおこなったり、ホースで取り囲んだりしてガソリンが下水などに流れ込むのを防ぐ手順を確認しました。

東京消防庁は今月8日からの1週間を「危険物安全週間」としていて、消毒用アルコールやモバイルバッテリーなど身のまわりにあるものも火災の原因になるとして、使用場所や保管の仕方について注意を呼びかけています。