香川県の池田知事は、「高松ー香港線の6月以降の予約が鈍っている」と明らかにしました。「7月に日本で大きな災害が起きる」という噂が香港で拡散された影響とみられています。
高松ー香港線は、現在香港エクスプレス航空が1日1往復運航しています。インバウンド需要で昨年度、搭乗率は約8割と好調な路線です。
(池田豊人 香川県知事)
「少し『予約の動きが通常より鈍ってきている』という話は聞いております」
「6月以降の予約が低調だ」との話を、航空会社から受けているというのです。香川県の空港振興課は、香港で広まっているという噂が影響しているとみています。
噂のもととされるのが、「私が見た未来」という日本の漫画です。7月に大地震が起きるといった予言的な内容で、香港でも翻訳されるなどして広まっているといいます。
別の航空会社では香港ー徳島線などが先月、減便になっていて、県は「科学的な根拠のある情報ではないので冷静になって、安心して訪れてほしい」などと航空会社に申し入れたということです。














