来月3日に投開票される韓国の大統領選挙で、きょう(29日)から期日前投票が始まりました。

投開票まであと5日となった韓国の大統領選挙は、革新系野党「共に民主党」の候補・李在明氏と、保守系与党「国民の力」の候補・金文洙氏の2人を軸に選挙戦が展開されています。

李氏と金氏も、きょう期日前投票でそれぞれ投票を済ませました。

各種の世論調査では、李氏がリードし、金氏が追いかける展開が続いています。

与党側は李氏に対抗するため、支持率で3番手につける保守系野党「改革新党」の候補・李俊錫氏との一本化を狙っていましたが、李俊錫氏が一本化を拒否。

すでに期日前投票が始まったことから、韓国メディアは「事実上、一本化がなくなった」などと伝えています。