今月(5月)25日に閉幕した、瀬戸内国際芸術祭春会期の来場者数が発表されました。32万人あまりと、3年前の前回と比べて約9万人増えました。
瀬戸内国際芸術祭の春会期は、瀬戸内の島々など10のエリアを舞台に、4月18日から今月25日までの38日間開かれました。来場者数は約32万人で、前回の2022年と比べて約9万人増えましたが、コロナ禍前の2019年の8割ほどとなっています。
最も多かったのは直島の約11万人で、豊島が約4万9000人、小豆島が約4万7000人でした。春会期のみの開催で瀬居島が新たに加わった坂出市の瀬戸大橋エリアにも3万1551人が訪れました。きのう(27日)の会見で、香川県の池田知事は次のように述べました。
(池田豊人香川県知事)
「天候に恵まれた日が多く、会場は盛り上がったのではないかと感じています。ゴールデンウィークや土日に極端な混雑はなかったと思います」
また、夏会期は日よけの設置や日傘の貸し出しなど「暑さ対策に万全を期したい」と話しました。瀬戸内国際芸術祭の夏会期は8月1日から31日まで開かれます。