アメリカのトランプ大統領は、留学生の受け入れ資格停止などをめぐって対立を深めるハーバード大学について、留学生の割合が高すぎて希望するアメリカ人が入学できていないと批判しました。
アメリカ トランプ大統領
「外国人留学生に問題があるとは言わないが、31%は多すぎる。入学を希望するアメリカ人が入学できない。31%も外国人がいるからだ」
トランプ大統領は25日、ハーバード大学の外国人留学生が「多すぎる」として、「入学を希望するアメリカ人が入学できない」と批判しました。
大学は留学生の割合を27.2%と公表していますが、トランプ氏は「31%だ」と主張。「大部分の外国人留学生に問題はないと考えている」とした一方で、「ハーバード大学に資金を出しているのは外国政府ではなく我々だ。なぜこれほど外国人が多いのか」と指摘しました。
また、「留学生のリストがほしい」と発言。多額の資金を出してきたことから、名前や出身国などの情報を求めることは「合理的だ」ともSNSで主張しています。
ハーバード大学をめぐっては、国土安全保障省が22日、キャンパス内の暴力や反ユダヤ主義などを理由に留学生を受け入れるための認定を取り消すと発表。大学側は憲法違反だとして提訴し、連邦地裁は23日、措置の一時差し止めを決定しています。
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