去年3月に沖縄初出店となったスーパー「ロピア」について野嵩商会は23日、両社で結んでいたフランチャイズ契約を終了し、今月31日で閉店すると発表しました。

神奈川県に本社を置き、首都圏を中心に展開するスーパー「ロピア」は、オリジナルブランドをはじめ、大容量、低価格の商品展開で人気を集め、去年3月、那覇市の国際通りに県内1号店をオープンさせていました。

「フレッシュプラザユニオン」などを展開する野嵩商会は23日、両社のフランチャイズ契約を終了し、今月31日をもってロピア国際通り店を閉店すると発表しました。

契約終了について野嵩商会は、「関係者間での合意事項および契約上の守秘義務に基づき、具体的な経緯や内容等についてのご説明は差し控えさせていただきます」とコメントを発表しています。

また、来月20日からは「ユニオンスカラ国際通り店」として営業を継続するということですが、野嵩商会によると今後、ピザやチーズケーキなどの「ロピア」オリジナル商品の取り扱いはなくなるということです。

「ロピア」は当初、「アジア進出へのひとつの足がかり」として県内で20店舗の開店を目指すとしていましたが、野嵩商会の担当者は、「弊社としての店舗展開はない」としています。