青森県七戸町で、秋掘りのナガイモの収穫を前に調査が行われ、8月の大雨の影響で、一部では出荷に適さない品質のものが確認されました。

七戸町では、間もなく本格化する秋掘りナガイモの収穫に向けてツルの撤去作業が行われています。このうち寺澤和夫さんの畑では8月の大雨で、大量の雨水が土の中にたまったためナガイモの成長が鈍り、細くて短いものなど出荷に適さない品質になっています。

これらの被害はおよそ300アールある畑の60アールで確認されていて、いつもの年と比べて収穫量、販売額とも減少する見通しです。

※ナガイモ農家寺澤和夫さん
「(収穫量は)2割くら減ると思う。畑全体が悪いわけでなく部分的に水位が高く(雨水が)1、2週間たまっていた場所が悪い」

JA十和田おいらせ管内で調査したナガイモは、いつもの年より5センチから10センチほど短い傾向だということです。
