アメリカ連邦議会上院は、2035年までにガソリン車の新車販売を禁止するとしたカリフォルニア州の規制について、無効とすることを賛成多数で決議しました。
カリフォルニア州は2020年、ガソリン車の新車販売を2035年までに禁止すると発表し、去年12月に当時のバイデン政権が承認していました。
今月1日の下院の決議に続き、22日、この規制を無効とする決議案の投票が上院で行われ、賛成多数で決議されました。バイデン政権のEV普及策を批判していたトランプ大統領による署名を経て確定するものとみられます。
トヨタ自動車などが加盟する業界団体は「排出ガス規制に一定のバランスを取り戻した」などとして決議を歓迎しました。
一方、カリフォルニア州は「違法だ」などとして提訴する方針です。
アメリカメディアによりますと、同様の計画はニューヨーク州など11の州でも採用されているということで、今後の影響が注目されます。
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