梅雨入りを前に、福岡市天神の地下街で大雨による浸水を想定した訓練が実施されました。

22日午前、天神地下街で実施された水防訓練には、地下街で働く人や周辺施設の関係者などおよそ80人が参加しました。
RKB 松村かれん記者
「地下にある天神南駅の改札に繋がる出入り口にも止水板が設置されています」
訓練は、近くを流れる那珂川が「氾濫危険水位」を超える地下街が浸水する恐れがあるという想定で実施。
参加者たちは店の入口に防水シートを張って土のうで固定する手順や「止水板」の組み立て方などを確認していました。
この訓練は、1999年と2003年に博多駅周辺が冠水したことを受け天神地下街を安全・安心に利用してもらおうと毎年実施されているものです。