SNSを悪用した投資名目の詐欺被害が香川県で後を絶ちません。きょう(21日)新たに2件、あわせて1億4000万円あまりの被害が明らかになりました。

警察によりますと、県内に住む50代の男性は今年2月、SNSで知り合った女性に投資の勉強会と称するグループトークを案内されました。

株の売買で多額の利益が得られるとの話を信用し、男性は指定された専用アプリをダウンロード。指定された口座に金を振り込むと利益が出ているように見せかけるなどの手口で、あわせて約9500万円が騙し取られたということです。

また、60代の女性は昨年9月、メッセージアプリで取引所のアドバイザーを名乗る男性と知り合い、為替取引を勧められました。指示に従い口座を開設し取引したところ、あわせて約4800万円が騙し取られました。

香川県でSNS型の詐欺被害は今年、すでに4億円を超えていて、警察が注意を呼びかけています。