アメリカのトランプ大統領は敵国のミサイル攻撃からアメリカを守る次世代のミサイル防衛システム「ゴールデン・ドーム」を構築し、今後、3年以内に運用を始めると表明しました。
アメリカ トランプ大統領
「『ゴールデン・ドーム』が完成すれば、世界の反対側からミサイルが発射されても迎撃できるようになる」
トランプ大統領は20日、敵国のミサイル攻撃からアメリカを守る次世代のミサイル防衛システム「ゴールデン・ドーム」を構築し、自らの大統領任期中の今後、3年以内に運用を始めると表明しました。
「ゴールデン・ドーム」は宇宙空間から衛星などを使って監視することで敵国のミサイルを検知し、迎撃するというもので、トランプ氏は宇宙空間にもミサイルを検知するセンサーや迎撃の手段を配備すると説明しました。
また、このシステム構築にかかる費用は総額でおよそ1750億ドル、日本円で25兆円あまりに上るとの見通しを示しています。
さらに、トランプ氏はシステムの構築には「すべて」アメリカ製のものを使用すると話したほか、「カナダも保護を求めてきている」として、カナダをミサイル防衛の対象に含める方向でカナダと話し合う考えを示しました。
中国やロシアなどは音速の5倍の速度で飛ぶ極超音速ミサイルなど、迎撃されにくいミサイルの開発を進めていて、トランプ氏は1月、大統領令に署名して次世代のミサイル防衛システムの構築を指示していました。
注目の記事
「開かずの扉」はなぜ開いたのか? 森友文書17万ページ“奇跡の開示”の舞台裏 石破前総理・加藤前財務大臣らが証言【報道の日2025】

パンや味噌汁でもアルコールを検知してしまう?飲酒してなくても摘発されてしまうのか 警察に聞いてみた

“ポンコツ一家”で過ごした5年間 認知症の母と一発屋芸人 にしおかすみこさんが語る「ダメと言わない」介護【前編】

「下請け」は"NGワード" 法改正で消える暗黙の上下関係 フリーランスも保護【2026年から変わること】

免許証には「12月28日まで有効」届いたハガキの更新期限は「1月5日」免許センターまで車で行くと違反?警察に聞いてみると…

【実録・詐欺犯VS警察官】 詐欺電話を受けたのは“本物の警察官”「信号検査・逮捕令状・強制捜査」次々に出る専門用語…人々が騙される巧妙な手口を公開









