先月(5月)、香川県の県立学校で使うタブレット端末のアカウントが不正に削除された問題です。原因の調査と復旧が完了し、あす(21日)から端末の運用が再開されます。
香川県教育委員会が記者会見で報告したものです。
(香川県教育委員会 淀谷圭三郎教育長)
「アカウントの新規登録や削除を行う、管理用のアカウントを不正に操作されたことが、不正削除の原因と判明しました」

先月4日、香川県の県立学校で海外サーバーを経由したインターネット攻撃により、タブレット端末のアカウント1万7,000件あまりが削除されていました。県教委によりますと、管理用アカウントを作り直し、削除されたデータをすべて復旧できたことで、あす(21日)から端末の運用を再開するということです。
これまでに情報漏洩は確認されていませんが、専門の企業によるアカウントの監視など、対策が強化されることになっています。