いよいよ21日、全国新酒鑑評会の結果発表を迎えます。3年ぶりの日本一奪還を目指す、福島県の日本酒。今年の出来はどうなのでしょうか?
福島県内の酒蔵に酒づくりを指導し、これまで日本一に貢献してきた“日本酒の神様”こと、県日本酒アドバイザーの鈴木賢二さんに聞きました。

気になる出来栄えは「去年と同等」と話しています。猛暑の影響で、今年は原料となる酒米「山田錦」がこれまでで最も硬かったそうなんです。酒米が硬いと日本酒の味が薄くなり、香りも立たなくなるため、今年は、水の量を減らしてもろみを濃く調整したということです。それによって、味が良く、香り良いおいしいお酒に仕上がったと話していました。

また、3年ぶりの金賞受賞数日本一奪還はなるのか、その自信については、鈴木さんは「半々」だと話していました。それぞれの酒蔵のみなさんが一生懸命作った日本酒。良い結果が出ることに期待です。発表は、21日午前10時です。