夏のレジャーシーズンを前に、20日、福島県郡山市のプールでは消防隊員が水難事故を想定した救助訓練を行っています。

この訓練は、郡山消防が水難事故の救助技術の向上に向け、毎年行っているものです。訓練には、水難救助にあたる隊員16人が参加し、道具の使い方や水中での動きなどを確認しました。

郡山消防 水難救助隊・小林哲隊長「いち早く要救助者のもとに接触して、速やかに救助ができるようにこれからも訓練を重ねていきたいと思います」

県警によりますと、去年、県内で発生した水難事故は19件で、10人が亡くなっています。消防と警察は、水の事故には十分注意し、必ずライフジャケットを着用するよう呼びかけています。