青森県三戸町の三戸郵便局で、1日からマイナンバーカードの申請を支援するサービスが青森県内で初めて始まります。これを前に、町と日本郵便が業務取り扱いの契約を結びました。

三戸町役場で行われた契約締結式は、松尾和彦町長と日本郵便の関係者などが出席しました。

青森県内で初めてとなるサービスは、三戸郵便局が町から業務を請け負い、局員が申請書作成の説明や顔写真の撮影などを行います。そして郵便局が町に申請書を提出し、申込者は役場でカードを受け取る仕組みです。

三戸町のマイナンバーカード交付率は、青森県の平均を下回る37.6%で、町では運転免許を自主返納した高齢者に顔写真入りの身分証明書となることなどを周知し、取得促進につなげたいとしています。
※三戸郵便局 橋本正俊局長
「顔写真の証明書をお持ちになるのは国民生活では便利になると思うので、利便性をあげるためにも 、生活のお手伝いをしていきたい」

三戸郵便局のマイナンバーカード申請支援業務は、11月1日から2023年3月末まで行われる予定です。