田植えの季節を迎え、福島県が力を入れるトップブランド米「福、笑い」の田植えがいわき市で行われ、参加した内堀知事は、販路の拡大に意欲を示しました
「福、笑い」の田植えが行われたのは、いわき市の南部、沼部町の水田です。16日は、栽培を行ういわき福笑い研究会の農家の指導を受けながら、内堀知事などが苗を手で植えました。
「福、笑い」は、今年デビューから5年目を迎えた県のトップブランド米で、香りが立ち、強い甘みを持ちながら、ふんわり柔らかく炊きあがる味と食感が特徴です。田植えには「福、笑い」のウェブCMに出演している須賀川市出身の俳優・峰平朔良さんも参加しました。
去年「福、笑い」の収穫量は県全体で991トンでしたが、今年は栽培農家も増え、収穫量は1500トンと約1.5倍に増える見込みです。
内堀知事「今回1.5倍、1500トン生産量を増やすことで、できるだけ多くの方々に安心して、そして手軽にお買い求めできるように県として力を入れて取り組んでいきます」
収穫は10月上旬の見込みで、各地のブランド米がしのぎを削るなか、県はトップブランド米として、「福、笑い」の販売をさらに全国に広げ、米どころ福島をアピールすることにしています。