夏のレジャーシーズンを前に水難事故に備えた訓練です。福島県三春町でレジャー中の水難事故を想定した救助訓練が行われました。
通報者のもとに駆け付け初動対応にあたる消防職員。三春町で水難事故の発生を想定した訓練が行われました。訓練は、三春ダムでカヤックをしていた男性が転覆して溺れたという想定で実施され、消防や警察、町の職員などおよそ30人が参加しました。
三春ダムでは、2020年7月に今回の訓練内容と同じく、カヤックに乗っていた男性が転覆し、救助されています。
「行きまーす、前方よーし」「前方よーし」「感覚ね、どっちに振るとどっちに進むかというのを、考えなくてもできるようになれば十分という感じ」
さらに・・・。
小枝佳祐記者「訓練ではドローンを使い、上空からも要救助者の捜索を行っています」
水上と上空の両方から捜索訓練を行い、手順や道具の使い方などを確認しました。
田村消防署三春分署 先崎正洋副分署長「万が一水難救助事案が発生した際には、今回の訓練をいかして、迅速に救助を実施したいと思います」
消防は、水辺のレジャーでは、救命胴衣を正しく装着するよう呼びかけています。