耳や言葉が不自由な人の暮らしに役立ててもらおうと、NTT東日本福島支店は14日、福島県に「電話お願い手帳」を贈りました。
「電話お願い手帳」は、耳や言葉が不自由な人が電話を利用する際、周りの人に手助けを求められるようNTT東日本が作成したもので、110番に連絡してほしい、タクシーを呼んでほしい、などの文言が書かれています。

14日に行われた贈呈式では、NTT東日本福島支店の大橋真孝支店長から、内堀知事と、県聴覚障害者協会の吉田正勝会長に2025年版の「電話お願い手帳」300部が贈られました。
NTT東日本福島支店の大橋支店長は「コミュニケーションが充実する社会に役立てればと考えている」と話しました。
今回贈られた「電話お願い手帳」は今後、県内の各自治体や福祉団体を通じて耳や言葉が不自由な人に配布されます。