政府は備蓄米の流通拡大に向け、入札の条件を見直す方向で検討していますが、江藤農林水産大臣はその条件緩和などについて、「方針が決まったら発表したい」と明らかにしました。
江藤拓 農林水産大臣
「現状を踏まえてできることは何があるのか、毎日のように省内で検討しています。次の閣議後会見になるかどうか分かりませんが、方針が決まったらしっかり発表したい」
現在、備蓄米の入札では政府が売り渡したのと同じ量のコメを「1年以内に買い戻す」ことが条件の一つとなっていて、参加するのがJA全農など大手の集荷業者に限られています。
その条件を見直すことで参加する業者が増え、備蓄米の流通経路が広がる可能性もあるとみて政府が見直しを検討しています。
農水省は夏まで毎月、備蓄米の放出を続ける方針ですが、コメ価格が消費者の手にとりやすい水準まで下がるかは現時点では不透明です。
注目の記事
「開かずの扉」はなぜ開いたのか? 森友文書17万ページ“奇跡の開示”の舞台裏 石破前総理・加藤前財務大臣らが証言【報道の日2025】

パンや味噌汁でもアルコールを検知してしまう?飲酒してなくても摘発されてしまうのか 警察に聞いてみた

“ポンコツ一家”で過ごした5年間 認知症の母と一発屋芸人 にしおかすみこさんが語る「ダメと言わない」介護【前編】

「下請け」は"NGワード" 法改正で消える暗黙の上下関係 フリーランスも保護【2026年から変わること】

免許証には「12月28日まで有効」届いたハガキの更新期限は「1月5日」免許センターまで車で行くと違反?警察に聞いてみると…

【実録・詐欺犯VS警察官】 詐欺電話を受けたのは“本物の警察官”「信号検査・逮捕令状・強制捜査」次々に出る専門用語…人々が騙される巧妙な手口を公開









