今週は企業の決算発表が集中しています。JR四国は昨年度4期連続の増収、2期連続の黒字決算となりました。
JR四国の昨年度の営業収益は552億円で4期連続の増収です。移動需要の回復で運輸、飲食・物販などが特に収益を伸ばしています。

一方で、多度津工場の近代化に伴う修繕費の増加などで営業利益はマイナス130億円と悪化しましたが、国からの支援である経営安定基金の下支えなどで経常利益は42億円を確保しています。中期経営計画の数値目標は達成できそうだということです。
(JR四国 四之宮和幸社長)
「従業員の努力もありますが、やはりお客さまの利用と関係機関の支援のたまものであり心から感謝を申し上げます」

一方で、定期券の利用が前年を下回り始めているなど沿線の人口減の影響に懸念を示し、関係機関と協議していきたいと話しました。