韓国で来月の大統領選挙に向けた公式な選挙運動期間がスタートしました。さっそく歌や踊りを交えた熱戦が繰り広げられています。
記者
「きょうから韓国では、来月の大統領選挙に向けた公式な選挙運動期間がスタートしました。候補者らが第一声をあげています」
平日にもかかわらず、2万人が集まったのは革新系・最大野党「共に民主党」の李在明候補の出馬式。日本に厳しい姿勢だともされる人物ですが、最新の世論調査ではトップを独走しています。
野党「共に民主党」 李在明 候補
「偉大な歩みを共にしませんか!」
支持者らは替え歌に合わせて踊り、奇抜な衣装で応援する人もいます。
李在明候補の支持者
「(Q.なんでそんな格好なんですか?)ノーコメント」
愛犬までご覧の通り。
李在明候補の支持者
「生まれながらの李在明支持者です」
絶好調とも見える李候補。きょう履いていた運動靴は、一部通販サイトで売り切れたということです。
一方で静かなスタートを切ったのが、尹政権を支えた与党「国民の力」の金文洙候補。
週末には、党執行部によって候補から降ろされそうになりました。その混乱の影響で準備が間に合わなかったのか、名前や党名があしらわれた衣装を着た李候補とは対照的に、無地のジャンパーで第一声をあげた金候補。
保守系与党「国民の力」 金文洙 候補
「民主主義はとても難しいが、必ず勝つ」
投開票は来月3日、激しい戦いが続きます。
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