来年のNPT=核拡散防止条約の再検討会議に向け、国連本部で開かれていた準備委員会が閉幕しました。各国の意見がまとまらず、再検討会議のたたき台となる「勧告案」の採択は見送られています。
先月28日からニューヨークの国連本部で行われていたNPT再検討会議の準備会合が9日、閉幕しました。
会議では、来年4月から始まる再検討会議の議論のたたき台となる「勧告案」の採択を目指しましたが、核軍縮の進め方に関する表現などについて各国の意見がまとまらず採択を断念し、「議長による勧告」という形に留まりました。
日本政府関係者からは「現在の厳しい国際情勢のもとで“分断”も見られる。日本としては現実的・実践的な核軍縮の取り組みをすすめていきたい」という声が挙がっています。
注目の記事
新幹線や特急列車で荷物を置くため「1人で2座席分購入」はアリ?ナシ? JRの見解は… 年末年始の帰省ラッシュ・Uターンラッシュ 電車内での“荷物マナー”

急増するパキスタン人に相次ぐ攻撃…ロケット花火やバット 「嘘だと思われる」直撃したユーチューバーを取材 見えた目的と誤情報 地域社会での共生に深い影

1匹見かけたら、3年後には2万匹に…爆発的繁殖力「ニュウハクシミ」の生態 文化財をむしばむ小さな脅威

「ごめんね」自らの手でロープをかけ…アルコール性認知症の息子(当時55)に絶望し 殺人の罪に問われた母親(80)が法廷で語ったこととは

「ただただ怖くて…家にいられない…」地震で“恐怖の場”となってしまった自宅 壁は大きく裂け鉄骨は曲がり… 今も続く不安を抱えながらの生活【最大震度6強 青森県東方沖地震 被災地のリアル①・前編】

「米はあるのに、なぜ高い?」業者の倉庫に眠る新米 品薄への恐怖が招いた“集荷競争”が「高止まり続く要因に」









