フィギュアスケート・グランプリシリーズ第2戦のスケートカナダが日本時間の29日、カナダ・オンタリオ州のミシサガで行われ、女子ショートプログラムに出場した紀平梨花(20)はジャンプのミスが響き、59.27点で8位だった。
右足首の故障で3シーズンぶりの出場となった紀平は、GPシリーズ復帰初戦は2番滑走。冒頭のダブルアクセル(2回転半)を成功させると、3回転サルコウ-3回転トーループのコンビネーションは2本目の着氷でバランスを崩し、単独の3回転ループも着氷が乱れた。演技を終えたあとは、何度か頷きながらも笑顔で声援に応えた。
紀平はトリプルアクセル(3回転半)をはじめ得意のジャンプを武器に、シニア1年目(18年)のGPファイナルで見事優勝。19年・20年の全日本フィギュアでは連覇を果たし、北京五輪ではメダル候補として期待されたが、昨季は右足首の疲労骨折の影響により、五輪出場は叶わず。
今季は9月に国内ブロック大会の中部選手権で競技会に復帰。結果は6位で12月の全日本フィギュア選手権(大阪)への出場を決めた。
日本勢は18年の全日本ジュニア選手権優勝で、GPシリーズ4季目の横井ゆは菜(22)は3本目のジャンプの転倒が響き、54.87点で12位。昨年の全日本フィギュア6位でGPシリーズ初参戦の渡辺倫果(20)は、トリプルアクセルに挑戦し着氷でバランスを崩したが大きなミスはなく、62.78点で日本勢最高の6位に入った。
カナダの19歳マデリン・シーザスが67.90点で首位。女子フリーは30日に行われる。
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