日本人を狙った強盗事件が相次ぐフィリピンの首都マニラで、飲食店にいた日本人客らが拳銃を持った犯人に脅され、現金を奪われました。去年10月以降、日本人の被害は16件目です。

日本人客らでにぎわう飲食店内に、拳銃のようなものを見せながら押し入った2人組。ヘルメットを被り、店内にいた客を脅して、現金などを奪っています。

現地メディアなどによりますと、事件は今月4日、首都マニラ中心部の日本食レストランで起きました。

犯人は逃走し、店にいた日本人客らにけがはなかったということです。

マニラでは去年10月以降、日本人を狙った強盗事件が16件相次いでいて、これまでに日本人2人が拳銃で撃たれてけがをしています。

現地の日本大使館は、被害に遭っても絶対に抵抗しないよう呼びかけています。