ロシアのプーチン大統領がウクライナに対し一方的に表明した72時間の一時停戦を前に、双方の攻撃の応酬が続いています。

モスクワでは、9日の対ドイツ戦勝記念日にむけた軍事パレードの最終リハーサルが行われました。

式典出席のため、中国の習近平国家主席ら各国の首脳が続々と到着しています。

プーチン氏は戦勝記念日に合わせ、日本時間けさ6時から72時間の一時停戦を一方的に表明していますが、ウクライナ側は拒否し、30日間の完全停戦に応じるよう求めています。

こうした中、ゼレンスキー大統領は7日、ロシア軍がミサイル4発とドローン142機で攻撃を行ったと明らかにしました。首都キーウでは2人が死亡したということです。

一方、ロシア側は過去最多とされるウクライナのドローン524機を撃墜したとしていて、攻撃の応酬が続いています。