ロシアのプーチン大統領が一方的に表明した9日の対ドイツ戦勝記念日にあわせた一時停戦を前に、双方の攻撃の応酬が続いています。

モスクワでは7日、戦勝記念日に向け軍事パレードの最終リハーサルが行われました。

プーチン大統領は、日本時間の8日午前6時から72時間の一時停戦を一方的に表明していますが、ウクライナのゼレンスキー大統領は「パフォーマンスだ」と拒否。30日間の完全停戦に応じるよう求めています。

こうした中、ゼレンスキー氏は7日、ロシア軍がミサイル4発とドローン142機で攻撃を行ったとし、首都キーウでは2人が死亡したほか、複数の負傷者が出たということです。

一方、ロシア国防省はウクライナのドローン524機を撃墜したとし、首都モスクワでもドローンの飛来により空港の発着が一時制限されるなど、双方の攻撃の応酬が続いています。