沖縄県の「ひめゆりの塔」をめぐる自民党の西田昌司参院議員の発言について、公明党の西田実仁幹事長はきょう、発言の撤回と沖縄県民への謝罪が必要だとの認識を示しました。
自民党の西田参院議員は、今月3日のシンポジウムで沖縄県糸満市の「ひめゆりの塔」をめぐり、歴史が書き換えられているなどと発言していました。
この発言をめぐり、公明党の西田実仁幹事長はけさ、自民党の森山幹事長との会談のなかで公明党の沖縄県本部が遺憾の意を表明していることを伝えました。
西田幹事長はその後の記者会見で、西田昌司参院議員本人による発言の撤回と謝罪が必要との認識を示しました。
公明党 西田実仁 幹事長
「(公明党沖縄)県本部としては、こうした発言に対して撤回また謝罪、これを県民への謝罪ということを求めておりますし、その思いは党本部としても同様であります」
公明党は今年夏の参院選で西田氏への推薦を決めていますが、記者団から推薦を撤回する考えがあるか問われたのに対し、西田幹事長は、「発言の撤回ならびに謝罪、歴史の検証を本人に強く求めることが大事だ」と述べるにとどめました。
注目の記事
福岡初のイスラム教徒へのヘイト街宣 1000年続く伝統祭礼「筥崎宮の放生会」を汚してまで…

「白いバースデーケーキが欲しい」食物アレルギーがある息子の願いが叶った日 【笑顔のケーキをあなたに 前編】

快適な秋は短くすぐ冬に…?今年も「四季」→「二季」か 22日冬の長期予報発表前に予報資料から見える“サイン”とは tbc気象台

「現金を使えない子が増えた」“新潟唯一の問屋”を継いだ駄菓子屋店主が日々感じる“現代の子ども”と時代を超えて続く“小さな社会” 新潟市秋葉区

「田舎の造園屋」が魂を込める“105万円の推し活” 同郷の横綱・大の里への愛があふれて社長は本場所の“懸賞金スポンサー入り”を決断

「お昼ごはん、何が食べたい?」と聞かれたら…どう答える?地雷ワードと神ワード 共働き世帯増も、家庭内の役割は変わらず?
