全国で相次いでいるネット証券の口座が不正アクセスで乗っ取られ勝手に取り引きされる被害が、静岡県内でも28件確認され、警察が注意を呼びかけています。
静岡県警によりますと、県内でも2025年3月21日から4月25日までの約1か月間で同様の被害が28件確認されました。
被害に遭った人の中には、証券会社の口座が乗っ取られ、勝手に株を売却・購入され、8000万円以上の損失を被った事例もあるということです。
警察によりますと、フィッシングなどにより被害者のIDやパスワードを取得した何者かが、不正アクセスで証券口座を乗っ取り、口座を勝手に操作して口座内の株を売却し、その資金で別の銘柄を大量に購入します。そして株価が上昇した時点で売り抜け、不正に差益を得る手口だということです。
県警は、「メールに記載されたURLはクリックせず、公式アプリやブックマークした証券会社の公式サイトからログインする」「不審に思ったら証券会社に電話で問い合わせる」、「ワンタイムパスワードなど多要素認証を有効にする」などと注意を呼びかけています。
注目の記事
福岡初のイスラム教徒へのヘイト街宣 1000年続く伝統祭礼「筥崎宮の放生会」を汚してまで…

「白いバースデーケーキが欲しい」食物アレルギーがある息子の願いが叶った日 【笑顔のケーキをあなたに 前編】

快適な秋は短くすぐ冬に…?今年も「四季」→「二季」か 22日冬の長期予報発表前に予報資料から見える“サイン”とは tbc気象台

「現金を使えない子が増えた」“新潟唯一の問屋”を継いだ駄菓子屋店主が日々感じる“現代の子ども”と時代を超えて続く“小さな社会” 新潟市秋葉区

「田舎の造園屋」が魂を込める“105万円の推し活” 同郷の横綱・大の里への愛があふれて社長は本場所の“懸賞金スポンサー入り”を決断

「お昼ごはん、何が食べたい?」と聞かれたら…どう答える?地雷ワードと神ワード 共働き世帯増も、家庭内の役割は変わらず?
