今年開かれる、聴覚障害者のスポーツの祭典「デフリンピック」。福島県内ではJヴィレッジでサッカー競技が開催されますが、28日で開幕まで200日となり、福島県庁でも準備が進んでいます。

今年11月に開幕する東京2025デフリンピック。聴覚障害者のスポーツの祭典で、日本では初めての開催となります。バスケットボールや陸上など21の競技があり、このうち、サッカーは、Jヴィレッジが会場の1つとなっています。

そのサッカー競技の開幕まで、28日でちょうど200日。大会への機運を盛り上げようと、県庁には、横断幕やカウントダウンボードが掲げられました。このほか、出場選手のサインが入った白河ダルマも登場し、日本代表の必勝を祈願しています。

スポーツの祭典であるとともに、聴覚障害者への理解を深める機会にもつながるデフリンピック。関係者も開幕を心待ちにしています。

県聴覚障害者協会・吉田正勝会長「聞こえないことや手話言語の理解を深め、共生社会の実現につなげていきたいと思います」

11月15日に開会式が行われるデフリンピック。サッカー競技は1日早い11月14日から始まります。