ノーベル平和賞を受賞した日本被団協などがアメリカとロシア両国の大統領に宛て、書簡を送ったことを明らかにしました。書簡では、大統領同士が直接会い、「全面的な核兵器廃絶」に合意するよう要請したということです。
「核兵器廃絶日本NGO連絡会」などによりますと、書簡は25日付で、ノーベル平和賞を去年(2024年)受賞した日本被団協と、2017年に受賞した国際NGO「ICAN」=「核兵器廃絶国際キャンペーン」など3つの団体の連名となっています。
書簡では核兵器をめぐる世界の状況について、「この数十年間でもっとも危険性の高いもの」とし、「唯一の可能な安全保障戦略は、世界を核による破滅の瀬戸際から遠ざけ、軍縮を優先すること」と指摘。
そのうえで、アメリカのトランプ大統領とロシアのプーチン大統領の2人に対し、「ノーベル平和賞受賞団体として、私たちはお二人が直接面会して全面的な核兵器廃絶の合意を結ぶよう要請する」と訴えました。
一方、ニューヨークでは「NPT」=「核拡散防止条約」の再検討会議へ向けた論点整理のため、現地時間28日から準備委員会が開かれます。
日本被団協は、広島出身で母親の胎内で被爆した浜住治郎事務局長代行らを現地に派遣し、議論の行方を見守ることにしています。
注目の記事
「本当は命を失う場所ではなかった」津波にのまれた指定避難所…震災を知らない大学生が被災地で辿る“後悔と教訓”の15年

「私たち家族の楽しい思い出はすべて消え、苦しみや悲しみに変わった」娘を事故で失った小学校の元校長が訴える“命の尊さ” 修学旅行の引率中に「美果が交通事故で死んだ」と連絡が【第1話】

【「公立いじめ」との声も】授業料無償化先駆けた大阪のいま…公立高校の約4割が定員割れ『私立有利・公立不利』の状況は“負のスパイラル”生む懸念【教育アドバイザー・清水章弘さん解説】

“ながら運転”小学生男児トラックにはねられ2年経つ今も意識不明•生涯要介護も…適用されない『危険運転』両親訴え「罪が軽すぎるのではないか」

家族が死刑囚になったーー「殺人鬼の家族と呼ばれようとも」 残された両親と弟、過酷な現実の中で今も生き続ける

3・11午後2時46分発車の仙石線『命を救った判断』あの日の記憶胸に“ビーチサッカー”で目指す姿【東日本大震災15年】









