2023年5月に広島で開かれるG7サミットを見据え、青森県内でも対策を強化しようと26日、青森市で警察によるテロを想定した訓練が行われました。

青森市の道の駅なみおかで行われたテロ対策訓練は、不審な男が段ボール箱に爆発物を隠して持ち込んだと想定し、道の駅の駅長が不審に思って警察に通報しました。
駆け付けた警察官が不審者を現行犯逮捕すると、段ボール箱の中から爆発物が見つかり、警察官が道の駅の従業員を避難させて機動隊の爆発物処理部隊が爆発物を処理しました。訓練には、青森南警察署の警察官や道の駅の従業員など45人が参加し、有事の際の手順を確認していました。

※青森南警察署 信平誠(のぶひら・まこと)署長
「テロは、いつどこで発生するかわからないので、そういった通報があった場合の対応を万全にするために、訓練をまた重ねていきたいと思います」

警察は、不審な人や物を見かけたら、通報してほしいと呼びかけています。