ロシアのプーチン大統領とアメリカのウィットコフ特使が会談し、ロシアとウクライナの直接交渉再開の可能性などについて協議しました。

プーチン大統領とウィットコフ特使の会談は、モスクワでおよそ3時間にわたって行われました。

同席したウシャコフ大統領補佐官は「ウクライナを含めた国際問題について双方の立場を接近させることができた」と強調。ロシアとウクライナの直接交渉を再開する可能性についても協議したとしています。

会談では、ロシアが一方的に併合したクリミアや4つの州の領土の扱いなども議題になったとみられますが、トランプ大統領とゼレンスキー大統領の間でクリミアをめぐる認識の違いも浮き彫りになっていて、今後の交渉は難航が予想されます。