ロシアとの和平交渉をめぐって、ヨーロッパ諸国とウクライナがアメリカ側に示した和平案の詳細が明らかになりました。ロシアによる領有については停戦実現後に交渉するとしていて、アメリカ側の案とは大きな開きがあります。
ロイター通信は25日、ウクライナ情勢をめぐり、ヨーロッパ諸国とウクライナがアメリカ側に示した和平案を入手したとし、アメリカ側の提案とともに報じました。
ロシアによるウクライナの一部の領有について、アメリカ側の提案ではクリミアをロシア領と認め、ロシアが掌握している地域の支配も事実上認める、とされています。
これに対し、ヨーロッパ側の案では、領土交渉は停戦実現後に行うとし、その交渉は「現在の支配線に基づいて開始する」と述べるにとどめています。
また、停戦後のウクライナの安全の保証について、ヨーロッパ側の案では、アメリカに対しても「強力な安全保障」を求めているほか、同盟国による軍部隊の駐留には制限を設けないとしています。
和平案をめぐっては、ウクライナのゼレンスキー大統領がロシアによるクリミアの領有を認めない考えを示したことに対し、アメリカのトランプ大統領が「和平交渉に有害だ」と非難しています。
アメリカとヨーロッパ側の和平案に大きな開きがあることが浮き彫りとなり、和平交渉は難航することが予想されます。
こうしたなか、トランプ大統領は25日に公開された雑誌「タイム」のインタビューで、「クリミアはロシアにとどまることになる」と発言しました。
また、去年の大統領選で「大統領就任初日にウクライナでの戦闘を終わらせる」と主張していたことについて、「比喩として、誇張して発言した」と説明しています。
注目の記事
今どきの中学生は、修学旅行でどこに行っているの? 98.5%は〇〇方面へ 多彩な体験も 岩手

「この世のものとは思えない冷たさ。何度もあの手の感触を思い出す」アルバイト先の元同僚に殺害された17歳の娘 前編【2015年 江戸川女子高生殺害事件】

【災害担当記者が解説】「北海道・三陸沖後発地震注意情報」を発表 私たちは何をすべき? きっかけは東日本大震災の2日前の地震だった

飲み会翌日は「先輩が立ったら立つ!?」暗黙ルールの数々…堅苦しい?必要不可欠?!ビジネスマナーに洗礼を受ける新入社員のホンネ

広島原爆の入市被爆者 70年後の体内からウラン検出 肺がん組織では「デスボール」確認 長崎大学研究グループ

【大繁殖】人口300人の島に300頭のイノシシ もともとは生息していなかったのになぜ?「泳いで来た」か…島民・行政で対策も数減らず 兵庫の離島で一体何が









