26日に行われるローマ教皇フランシスコの葬儀に、20万人を超える信者らが参列する見通しだと地元メディアが伝えました。

地元メディアによりますと、26日に行われるローマ教皇フランシスコの葬儀について、イタリアの内務省は20万人を超える人々が参列するとの見通しを示しています。

現在、教皇の遺体はサンピエトロ大聖堂に安置されていて、一般弔問が始まった23日には翌日の朝5時半まで信者らが参列したとしています。

記者
「こちらローマ市内にある教会なんですけども、フィリピン人の司祭によるミサが行われています」

ローマ市内のカトリック教会では、教皇フランシスコに祈りを捧げるミサが続けられています。

ミサに参加した信者
「彼は本当に実直な人柄ですべての人を助け、すべての人のために祈ってくれていました」

ローマ市内では、警備が強化され、葬儀に向けた準備が進められています。

24日には、宗教活動を政府の統制下に置く中国からも政府公認のカトリック団体がローマ教皇庁に弔電を送り、哀悼の意を表しました。

教皇フランシスコは遺書に従い、聖母マリアに捧げられたローマ市内のサンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂に埋葬されることになっています。