「金利のある世界」で金融ビジネスの競争が激しくなるなか、全国でも有数の規模の地銀グループが誕生します。
群馬銀行 深井彰彦 頭取
「経営の規模と質の両面で、地方銀行トップクラスの新金融グループへとステップアップを果たすことが本経営統合の目的です」
新潟県を地盤とする第四北越フィナンシャルグループと群馬銀行は、2027年4月をめどに経営統合することで基本合意したと発表しました。実現すれば、総資産額が21兆円を超える全国有数の地銀グループとなり、スケールメリットを生かした積極的な投資や協調融資の強化、経営の効率化などが期待できるということです。
「金利のある世界」の到来で預金獲得や貸し出しの重要性が高まるなか、地方銀行の経営環境は一段と厳しさを増していて、競争力を高めるための再編が今後も増えそうです。
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