ローマ教皇フランシスコの死去を受け、天皇皇后両陛下が弔問のため、ローマ教皇庁大使館に側近トップの別所浩郎侍従長を遣わされたと宮内庁が発表しました。

別所侍従長はきょう午後2時過ぎ、東京・千代田区のローマ教皇庁大使館を弔問使として訪問しました。

侍従長は大使館に設置された記帳台に両陛下の命により弔問に訪れたとして、英語で侍従長の名前を記帳したということです。

陛下は2019年11月、来日したフランシスコ教皇と皇居・宮殿で懇談し、教皇の長崎・広島への訪問に感謝し、「人々の幸福と世界の平和のために精力的に活動されていることに深い敬意を表します」と述べられていました。