中国が3月にアメリカから輸入した穀物の総額が、前の年の同じ月と比べおよそ91%減少したことがわかりました。
中国税関総署が発表した貿易統計によりますと、中国がアメリカから3月に輸入した穀物の総額はアメリカドル建てで2028万ドルとなり、前の年の同じ月と比べて90.8%減少しました。トウモロコシは99%、大豆は11%減少したということです。
中国がアメリカから今年1月から3月までに輸入した穀物の総額も、アメリカドル建てで2億2647万ドルとなり、前の年の同じ時期と比べ77.7%減少しました。
中国政府は3月、アメリカのトランプ政権が対中関税を引き上げたことへの対抗措置として、アメリカ産の農水産物740品目に最大15%の関税を上乗せしていて、この措置が大きく影響したものとみられます。4月に入ると、アメリカは対中関税を145%、中国は対米関税を125%に引き上げるなど貿易摩擦がさらに激化しています。
中国は対策として、穀物の調達先をブラジルなどアメリカ以外の国に切り替えることを進めているとみられています。
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