青森県内の高校生が栽培したコメが初めて海外へ輸出されることが決まり、24日、青森県平川市にある学校を出発しました。
輸出が決まったのは、青森県立柏木農業高校 生物生産科の2年生15人が2022年栽培した青森県産米の「まっしぐら」1260キロです。
学校によりますと、青森県内の高校生が栽培したコメが輸出されるのは今回が初めてだといいます。きょうは、学校で出発式が行われ、今回の輸出に協力している農業機械メーカー・クボタの車に30キロ入りの玄米42袋が積み込まれました。
柏木農業のコメ栽培は農産物の世界的な安全基準「GLOBALG.A.P.(グローバルギャップ)」の認証を受けていて、その集大成として輸出にこぎつけました。
9月22日には、全校生徒で刈り取りを行い、すべて一等米に認定され、輸出する分は、250項目の農薬検査と放射線検査をクリアしています。
※県立柏木農業高校2年 後藤司輝人さん
「こういう体験は一生に一度だと思うので、すごく新鮮です。海外でもおいしく食べてほしいです」
コメは、藤崎町にあるクボタの倉庫で保管され、ほかの県産米とともに精米されたあと、年明け早々にも八戸港から香港とシンガポールに輸出され、飲食店で提供される予定です。
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