西地区5位でCS出場の消滅がかかる広島ドラゴンフライズは長年のライバル島根との中国ダービー。西地区2位でチャンピオンシップ間近で勢いを取り戻した島根とホームで対戦しました。

エバンスが前節の欠場から復帰した広島ドラゴンフライズは長年のライバル島根に昨シーズン王者の意地を見せたい試合。しかし、課題の立ちがりのディフェンスで強度が上がらず、安藤らに次々と3ポイントを決められ最大20点差をつけられます。

王者の意地を見せたいドラゴンフライズはエバンスが気迫のこもったレイアップで反撃の狼煙を上げると。若手成長株の 渡部 が思い切りの良い3ポイントを連続で決めて追い上げます。後半に入ると昨シーズンのような効果的なゾーンディフェンスが 安藤 らのシュートを抑えます。

攻撃のリズムがよくなると思い切って放つ 三谷 の3ポイントなどで上げてブラックシアーのこのシュートで遂に逆転に成功します。しかし、同点からここぞの場面で 安藤 に3ポイントを決められると。昨シーズンからブレイクした 中村 がこのイージーなターンオーバーでとどめを刺され万事休す。残り7試合を残し3年ぶりにCS出場の夢が途絶えました。

朝山正悟 ヘッドコーチ
「悔しい気持ちで一杯です。最後までしっかりと戦い抜いてその中で一つでも勝ち星を増やして順位を上げて行くというところは変わらない」

中村拓人 選手
「悔しい気持ちが一番強いですし何よりもチームを勝たせられなかったというのが一番強い」

上澤俊喜 キャプテン
「短期決戦には強かったですけど、リーグ戦はドンドン試合が来る中でそこのマインドセットをもっともっとプロ意識を持って準備の段階から仕上げていきたい」