きょう、都内で開かれた“食”にまつわる展示会。トランプ関税をめぐる不安が広がっていました。
サックサクのトンカツを載せた“金沢カレー”でお馴染み「ゴーゴーカレー」。アメリカでは“クセになる日本の味”として支持されていて、6店舗を展開しています。
ただ、もし、“トランプ関税”が続くなら…
ゴーゴーカレーグループ 事業開発部 前川智子さん
「アメリカに数店舗直営店があるので、輸出コストがアップすることで(売り上げに)影響が出てしまうのでは」
このままだと、「現地での販売価格は引き上げざるを得ない」と身構えています。
心配の声が上がる一方、トランプ関税をビジネスチャンスに、とみる企業も。
冷凍野菜などを扱う、こちらの会社。中国やアメリカなどから野菜を輸入しています。
イワタニフーズ 杉本武司さん
「中国の企業でアメリカと日本に輸出してる企業は、アメリカの関税が高くなって輸出ができなくなるときに、日本に価格面でメリットがある提案が増えてくるのでは」
今、米中の対立で行き場を失った野菜を「安く輸入できるようになるのではないか」と期待を寄せているのです。
今、全国で幅広い産業が固唾をのんで見守っているトランプ関税。交渉はスタートラインに立ったばかりで、先行きは見通せない状況です。
注目の記事
「現金を使えない子が増えた」“新潟唯一の問屋”を継いだ駄菓子屋店主が日々感じる“現代の子ども”と時代を超えて続く“小さな社会” 新潟市秋葉区

「自分は小児性愛者、女の子にしか興味がない」 再婚相手の娘(8)とその友だち(7)2人に性加害 45歳の男は7年前にも同様の事件 事実上”野放し”に

「田舎の造園屋」が魂を込める“105万円の推し活” 同郷の横綱・大の里への愛があふれて社長は本場所の“懸賞金スポンサー入り”を決断

「お昼ごはん、何が食べたい?」と聞かれたら…どう答える?地雷ワードと神ワード 共働き世帯増も、家庭内の役割は変わらず?

「朝起き上がれない…」“なまけ” と誤解されやすい起立性調節障害 不登校の児童生徒の約4割が苦しむ 適切な理解と支援を

世界陸上の競技直後にプロポーズした、されたスロバキア代表選手2人が東京大会は「婚約者」として「同日同時刻」スタート!当時の裏話や東京大会への意気込みを語る
