子どもを中心に感染し、激しいせきが続く「百日咳」が、青森県内で流行しています。4月13日までの1週間の患者数は22人で、過去最多となっています。
「百日咳」は激しい咳が続く細菌性の感染症で、特に乳児が感染すると、重症化して死亡する恐れもあります。
県のまとめでは、4月13日までの1週間に報告された患者数は22人で、1週間あたりでは過去最多です。
地域別では「三八」が20人で最も多く、「東青」と「下北」は1人ずつとなっています。

2025年の患者数は累計で134人となり、年間の患者数がこれまでで最も多かった2018年の85人をすでに上回っています。
県は、手洗いやマスクの着用などを呼びかけています。