高松市消防局で、去年1年間に救急車が出動した件数と搬送した人の数が過去最多だったことが分かりました。

高松市消防局によりますと、去年1年間に救急車が出動した件数は2万7345件でした。また、搬送した人の数は2万3836人で、統計を開始した1964年以降、ともに過去最多だったということです。

1日あたりの出動件数の平均は75件で、約19分に1件となっています。搬送した人の状況は、最も多いのが「急病」で次いで「一般負傷」でした。いずれも65歳以上の高齢者が約6割から7割を占めています。高松市消防局では、増加傾向にある出動状況について、緊急でない場合もあることから、適正な利用を呼びかけています。